となりの彼・22006-11-15 Wed 12:02 息子がおんぶしようとしても上手くいかなかったのは、おじさんが腰を打ったからだけではない。 実はおじさんは左足ひざから下が義足である。 しかし自転車を乗り回す姿に、誰もそんなことは想像しないはずだ。 ちょっと前までは元気だったので、荷台に肥料を20キロくくりつけて坂の多い金沢の街を走り回っていたのでした。 河川敷で菜園をしていたのも、国有地ゆえ難しいことになったので今は庭だけを耕している。 たまに国道なんかを堂々と 「俺が渡るから車は止まれ」みたいな感じで横断している。 渋滞が起きてるなと思ったら、おじさんが自転車で渡っていた…そんな間は良かった。 最近めっきり体力が落ちた感じで、自転車をまたごうとしてこけちゃうのだ。 義足の方の足が上がらないのだが、今度はこけたらなかなか立てない。 全くの他人なのだが、おじさんがこけていると私に報告がある。 最近は救急車に乗ったり、お巡りさんに連れて帰られる風景も多くなり、一人暮らしと勘違いしたあるお巡りさんは我が家まで事情徴収に来たりもした。 でも、普通には歩けない。 自転車を歩行器代わりにしているので絶対手放せないし、おじさんから外出を取り上げたらボケ老人になってしまう。 不服なのは私がこれだけおじさんと仲良くしているのに、この家の猫だけは誰にもなつかないことだ。 「猫の具合が悪い!」とおじさんが焦ってやって来て、お前を犬猫病院まで運んだのは誰だと思っているのだ!? 猫には恩着せがましく思うが、おじさんはまだ私の彼であるので元気で居て欲しい。 ニコニコと微笑みながら 「あのぉ〜農協まで連れてってくれんかな〜」 とデートに誘われると、具合が悪くても頑張って行っちゃう私です。 |
となりの彼・12006-11-15 Wed 02:18 私は時々、お隣のおじさまとデートしています。 春にめでたくハワイに行ったお隣さんではなく、その反対側です。 彼の奥さんは亡くなって、独身。 子供も居ない。 よく私の車でドライブします。 最近では家族も公認で…こんなお付き合いが、もう何年になるでしょうか? って、アブナイ話ではありません。 もう85歳くらいのお隣のおじさまが、ホームセンターまで猫のえさ缶を買いに行くのに乗せてってとか、花の苗を買うから農協まで行ってとかいうので、年とった父が娘に「買い物に連れてけ〜!」って感じでしょうか? おじさんは10歳くらい年下の妹さんと二人暮らし。 妹と言っても私の母くらいの年齢なんだなあ。 この方は現役のキャリアウーマン。 昨日、すいぶるクラブの練習に出かけようとすると、おとなりのおばさんがやって来て 「兄が腰を打ったので病院まで運んでほしい」と言う。 快く引き受けたが、おじさんは全く動けないのだ。 ちょうど授業が遅いので家に居た息子を呼び、おんぶさせる。 しかしおぶさるにも力が無くて、私は後ろからお尻を支える。 けっこう重い…そういえば年齢の割にはがっしりした体つきだった。 家の前に着けた車のドアを開き、私は先に車に乗り込んでおじさんの体を引き入れる。 そんなこんなで、朝の一仕事終了。 後でどうして腰を打ったか聞いたら、柿を採っていたそうな…おじさん、もうやめときなよ〜! |
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