あきママの雑記帳

すいぶるクラブ番外編

地蔵盆の思い出

昨日、滋賀県木ノ本の『地蔵盆』に行きました。
調べると、去年も地蔵盆に行った話を書いているのですが、それは娘ゆかりの観音様のことでした。
今年は私の思い出です。

最初に行ったのはもう30年以上も前で、まだ高校生だった私は夏休みの小旅行気分で両親と電車を乗り継いで行きました。
私は当時流行のフリフリのワンピースを着、手にはバスケットを持っていたと思う。
これは父に買ってもらったもので、とても思い入れがある。
その小さなトランク型のバスケットは、今娘が小物入れに使っている。

駅から続く縁日の屋台の長い列を覗きながら、お寺に向かう。
17歳の私は、当時の私でさえが懐かしいと思う小さなひよこの置物を買い、幼い子供のように嬉しそうに眺めていた。
その赤と黄色のひよこたちは、今も私の部屋に飾られている。

その次に行ったのは26歳、結婚して1年経つ頃だった。
その時の霊験あらたかなお話は去年書きましたが、それからまた数年行かないで、子供が大きくなってからまた母と2人で行くようにになったのです。
車のクーラーが壊れていて、昔のように電車で行った年もありました。
しかしここ数年、目に見えるように母が老いていっている。
御祈願を書く用紙に数え年を記入する欄があるのだが、母は80歳だった。
あ、私なんかまだ49歳なのに51歳と書かなければならないところが不満でしたが…。

縁日の屋台も年々変わってきて、あの懐かしい品々にはもう会えません。
おもちゃの指輪や可愛いお財布、ガラス細工を売っていた時代もあったけど、今はもう覗いて楽しいものはなくなりました。

母がなぜここの地蔵盆に来たがるのかよく分かりません。
父とは西国33ヶ所を何度も巡り、ここだけが思い出の地とも思えません。
また目に良いお地蔵様なのに、母も私も普通に目は悪くなっている…いや、もっと悪くなるのを食い止めてくれているのかも知れないけれど。
まあ母が参道を自力で歩けて、私が車を運転する元気がある間は毎年来ましょう。
今度私がおばあさんになったら「とても身勝手なお願いを聞き入れてくださった美しい観音様を拝みに行」くといって娘に車を運転させているかもしれない。


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