あきママの雑記帳

すいぶるクラブ番外編

輪島で西日本大会・10

練習が始まって2本目を跳ぶのに順番を着いていたときだ。
向こう側の台でさりーが跳んでいる。
本当に器用な人で、まあ若いってこともあるが私より2年早くバラニーを試合で使っている。
安定性が無いのは、練習の少なさであることは間違いない。
ある時から、急に練習に来なくなってしまったのだ。
それでもたまに来ても、ちゃんと跳べるところが羨ましい限りだ。
いつもの感じだなと思ってさりーの演技を見ていると、前に回った後でパットに当たり、その直後鈍い音と共に床に落ちてしまった。

グループ練習時間はわずかである。
ここでさりーの元に飛んで行けないのは悪いが、周りにはすぐ何人も駆けつけているから大丈夫だ。
台に上っていたソーランくみちゃんは、ただでさえびびっていたのにさらにびびっていた。
元ヤンキーと言うのは嘘だな…これくらいでびびるなんて。

と言う私もさりーが目の前で落ちたのだ、その時はメチャクチャに跳んだ。
ただ1人、ざわめいて練習が滞った私達に
「練習時間だから跳びたいんだけど!」
と言ったのは昨年度の優勝者である。
…そうです、貴女の言うとおりで御座います。
でも普通の人は、同じ枠で出場する選手が骨折かもしれないと言う状況で、冷静でなんていられませんよ。
たとえ仲間でなくってもね。

さりーはデビュー戦の5年前の浜松でも、練習中に救急車のお世話になっている。
その昔、他所でもピルエットで落ちて救急車を呼んだ話も聞いている。
3度目はなしよぉ〜!
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